日本の再建率は?乳がんについて正しく知る5問クイズ

こんにちは。アイビークリエーションラボです。

今日から10月。
やっと朝晩は過ごしやすくなってきましたね。

10月は「ピンクリボン月間」です。
「ピンクリボン」は、乳がんの早期発見・早期治療の大切さを世界中の女性に伝えるための世界規模の啓発キャンペーンです。

乳がんは日本人女性にとって最も身近ながんのひとつですが、正しい知識を持つことが早期発見や治療選択の安心につながります。

今回は「乳がんに関する5つのクイズ」を作ってみました。
改めて乳がんについての知識をチェックしてみてください。

Q1. 乳がんは日本人女性の何人に1人がかかるといわれているでしょうか?

A. 10人に1人
B. 9人に1人
C. 2人に1人

正解:B. 9人に1人

解説:
日本人女性は生涯で9人に1人が乳がんにかかるといわれています。
これはがん登録や疫学調査の統計をもとにした推計で、年々患者数は増加傾向にあります。

海外と比較すると、アメリカではおよそ8人に1人が乳がんを経験すると報告されており、日本よりやや高い水準です。検診体制や人口構成の違いも関係しています。

Q2. 乳がんを早期発見するための方法として正しいものはどれでしょうか?(複数選択可)

Q.
A. マンモグラフィ検診
B. 超音波(エコー)検診
C. 自己触診
D. MRI検査

正解:A, B, C, D
解説:
マンモグラフィや超音波は自治体や医療機関で行われる検診方法です。自己触診も早期発見に役立ちます。乳がんリスクが高い場合はMRI検査も推奨されます。

Q3. 日本の市町村検診で、乳がん検診の受診率が特に低く、「ワースト5」に入る自治体として報じられたことがあるのはどれでしょうか?(複数選択可)

A. 大阪府
B. 兵庫県
C. 長崎県
D. 岐阜県
E. 山口県

正解:A, B, C, E(大阪府・兵庫県・長崎県・山口県)

解説:
大阪府は「乳がん検診受診率が全国ワースト5」と報じられたことがあります。他にも兵庫県・長崎県・山口県は比較的受診率が低い地域とされています。

検診率の低さの背景には、告知の不足や検診会場のアクセス、働く世代が受診しにくい時間帯設定など、地域によってさまざまな要因があるといわれています。

Q4. 日本で乳がん手術後に乳房再建を行う人の割合は、おおよそ何%でしょうか?

A. 10〜20%
B. 40〜50%
C. 70%以上

正解:A. 10〜20%(およそ12〜13%)

解説:
日本の乳房再建率は平均で約12.5%と報告されています。
これはアメリカ(約40%)、韓国(約50%)に比べて大きく低い数字です。

背景には、再建についての情報が十分に届いていないこと、形成外科医の地域偏在、再建に対する文化的・心理的ハードルなどがあります。

Q5. 日本で乳房再建手術を行う場合、自己負担額はおおよそどのくらいでしょうか?

A. 10〜20万円
B. 20〜50万円
C. 60〜90万円

正解:B. 20〜50万円

解説:
2013年からインプラントや自家組織を用いた乳房再建が健康保険の対象となり、自己負担額は20〜50万円程度となりました。

高額療養費制度を利用すれば、さらに負担を軽減できるケースもあります。
一方、保険適用外で自費となる場合は100〜200万円以上かかることもあります。

海外では保険制度の違いもあり、再建率が高い国ほど「費用の負担軽減」や「制度整備」が進んでいる傾向があります。

まとめ

今回のクイズを通じて、乳がんについての統計や現状を少し深く知っていただけたと思います。

  • 日本人女性の9人に1人が乳がんになる
  • 検診率には地域差があり、受診率向上が課題
  • 乳房再建率は欧米に比べて低い
  • 保険適用により再建の自己負担は軽減されている

正しい知識を持つことは、ご自身やご家族を守る第一歩です。
10月のピンクリボンキャンペーンが一人でも多くの方に届きますように。

参考文献・参照サイト