「私はがんに屈しない」世界共通の合言葉『Fuck Cancer』に勇気をもらった出来事

「私はがんに屈しない」。世界共通の合言葉『Fuck Cancer』に勇気をもらった出来事

当店には、日々、乳がんを経験された皆様がお越しになります。
また、乳がんを経験された方々のSNSでは「#乳がんサバイバー」というハッシュタグをつけたたくさんの投稿を見つけることができます。

手術の傷跡を抱えながらも、前を向き、新しいお洒落や生活を楽しもうとする皆様の明るい姿に、私たちの方が元気をいただくことも少なくありません。
そんな皆様とお話ししていると、ふと思い出す言葉があります。

それが、欧米のサバイバーたちの間で合言葉のように使われている『Fuck Cancer(ファック・キャンサー)』という言葉です。

激しい言葉の裏にある切実な「意志」

「私はがんに屈しない」。世界共通の合言葉『Fuck Cancer』に勇気をもらった出来事
インスタグラム @letsfcancer

初めてこの言葉を耳にする方は、その響きの強さに驚かれるかもしれません。
「Fuck」という言葉は、英語圏でも非常に過激で、日常で使うには憚られる表現です。

しかし、がんという理不尽な病に直面したとき、綺麗な言葉や静かな励ましだけでは、どうしても抱えきれない怒りや悲しみが込み上げることがあります。

「なぜ、私がこんな目に遭わなければいけないの?」
「大切な身体を、日常を、がんに奪われてたまるものか」

この言葉は、単なる悪口ではありません。病気によって支配されそうになる自分の人生を、自分の手に取り戻そうとする叫びのような一言なんです。

「がんのバカヤロー!」と叫ぶ勇気

「私はがんに屈しない」。世界共通の合言葉『Fuck Cancer』に勇気をもらった出来事
インスタグラム @letsfcancer

日本でこの言葉を直訳すれば、「がんのバカヤロー!」、あるいはもっと激しく「がんなんかくたばれ!」というニュアンスになります。

日本では「常に前向きで、穏やかでいること」が美徳とされる風潮がありますが、心の中では中指を立てて「負けるもんか!」と毒づいたっていい。
そうやって自分の感情を爆発させることで、はじめて次の一歩を踏み出す勇気が湧いてくることもあるのではないでしょうか。

欧米では、この言葉をプリントしたTシャツやブレスレットを身につけるサバイバーもいます。
それは、「私は病気に屈しない、私の人生の主役は私だ」という誇り高い宣言として受け取られています。

お客様の笑顔の奥にある強さの正体

「私はがんに屈しない」。世界共通の合言葉『Fuck Cancer』に勇気をもらった出来事
インスタグラム @letsfcancer

当店で乳房エピテーゼ(人工乳房)を作りに来られるお客様は、皆様本当に素敵な笑顔を見せてくださいます。

でも、その笑顔の裏側には、言葉にできないほどの葛藤や、病気に対する強い抗いがあったはずです。
私たちは、お客様の明るい姿を見るたびに、その奥底に眠る『Fuck Cancer』の精神と同じ「病気に人生を飲み込ませない」という気持ちを感じずにはいられません。

たまには心の中で叫ぶ

術前にご来店頂くお客様の中には、「抗がん剤の副作用が本当に辛くて」と、治療の辛さや先行きの見えない不安を抱えている方もいらっしゃいます。

そんな時には、心の中でそっと、あるいは誰もいないところで思い切り、叫んでみませんか?
「Fuck Cancer!(私の人生を邪魔するな!)」と。

ご家族が苦しんでいる時にも
「Fuck Cancer!(私の大切な人の人生を邪魔するな!)」と。

私たちにできることは限られますが、皆様がご自身の生活を取り戻すためのサポートを全力でできればと思っています。お役に立てることがありましたら、お気軽にご相談ください。

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