【乳がん術後の確定申告・医療費控除】乳房パッドや人工乳房エピテーゼの購入費は対象になる?知っておきたいお金の話

「乳房パッドや人工乳房を購入した代金は、確定申告の医療費控除に含めることができるのかな?」
がんの治療期から回復期にかけては、何かとお金がかかりますよね。
少しでも負担を減らすために、税金の控除が使えるかどうかはとても気になるポイントではないかと思います。
今回は、乳房パッドや人工乳房エピテーゼを購入する際に見落としがちな税金と助成金のお話を分かりやすく整理してお届けします。
乳房パッドの購入費は医療費控除の対象になる?

非常に心苦しいのですが、現在の税制上の結論からお伝えすると、乳房パッドや人工乳房(エピテーゼ)、補整下着などの購入費用は、原則として医療費控除の対象には認められていません。
国税庁の規定では、医療費控除の対象となるのは「医師による診療や治療の対価」や「治療に直接必要な医療用器具の購入費」と定められています。
乳房パッドや人工乳房エピテーゼなどは、日常生活を快適に送るための外見を整える費用(アピアランスケア)とみなされてしまうため、治療に直接必要不可欠なものとは判断されにくいのが現状です。
💡 担当の税務署によって判断が分かれることも?
非常に稀なケースですが、医師から「治療上、どうしても必要である」という指示書や処方箋が出ている場合など、地域の税務署の判断によっては一部認められる可能性もあるそうです。どうしても気になる場合は、一度お近くの税務署へ直接確認してみることをおすすめします。
医療費控除がダメでも諦めないで!自治体の助成金が使えます

「じゃあ、全部自己負担にするしかないの?」とがっかりされてしまった方も多いかもしれません。ですが、諦めるのはまだ早いです!
税金の控除(国)の対象にはならなくても、いま全国の多くの自治体(市区町村)が独自に「アピアランスケア購入費用の助成金制度」をスタートさせています。
自治体の助成金制度であれば、医療費控除では認められなかった乳房パッドや人工乳房(エピテーゼ)、補整下着がしっかりと支給対象に含まれているケースが大半です。
助成金制度の一般的な内容(一例)
- 助成される金額: 購入費用の2分の1(上限2万円〜5万円程度)
- 申請に必要なもの: 購入時の正式な領収書、お住まいの自治体への申請書など
※先日のブログ記事でも、京都府内の全自治体の最新の助成金情報を詳しくまとめていますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
➔ 【京都府】乳房パッドやエピテーゼの購入に助成金が使える全26自治体の最新制度・窓口まとめ記事はこちら
当店からお客様へのお約束

医療費控除の確認や、自治体への助成金申請を行うにあたって、最も重要になるのが「何を購入したかが一目でわかる正式な領収書」です。
当店のオンラインショップおよび店舗では、助成金の申請手続きがスムーズに進むよう、以下のご対応を徹底しています。
- 正式な領収書、および内訳明細書の発行
- 助成金申請に利用できる品名(乳房パッド、人工乳房など)の記載
「私の地域の申請にはどんな書類が必要?」
「領収書の宛名はどうすればいい?」など、ご購入前に気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
賢く制度を利用して、あなたらしい選択を
国のお金(医療費控除)の壁はまだ厚いですが、地域のサポート(助成金)はここ数年で手厚く進化しています。
使える制度は賢く利用して、ご自身の心と身体が一番ラクになるお気に入りのパッドや下着を選んでみてください。
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